46 47 日 本 海 ガ ス 絆 H D グ ル ー プ の 事 業 報 告 新たな領域への挑戦 CHALLENGE TO NEW FIELDS 日本海ガス絆HDグループの事業報告 TOTAL LIFE SUPPORT Excelで管理していた商談や日報、紙による定型作業 の指示等の業務を、プログラミングの知識がなくても 業務アプリが開発できるノーコードツールを活用し、 業務をデジタル化しています。AI OCR※1やRPA※2も 活用することで、ペーパーレス化と業務の自動化の推進 だけでなく、特定の人に依存していた業務の削減にも 繋がっています。更に、取引先との契約・発注等の事務 手続きをデジタル化し、協力業者の業務負担が軽減、 様々な場面で活用が進んでいます。 Excel・紙の業務からノーコードツールによる業務システムの構築 お客さま接点を増やしていくため、LINE公式アカウ ントを開設しました。従来、ガス利用にかかる手続きは、 電話やWebでしたが、LINEからの申し込みを追加し、 手続きを簡素化しました。ブロックチェーン※3を活用 した電子取引も可能です。今後もデジタルチャネルを 強化し、お客さまのニーズに即した質の高いサービス の提供を進めていきます。 デジタルを活用したお客さま接点の向上 Microsoft 365の活用を拡大しています。メールや紙を中心としたコミュニ ケーションから、TeamsやSharePointを活用することで、リアルタイムでの 情報共有やドキュメント管理が可能になり、迅速なコミュニケーションを支援 しています。また、場所やPC・スマートフォン等のデバイスを問わず業務が できるため、リモートワークとハイブリッドワークを強力に支援することに より、ワークライフバランスや従業員満足度の向上にも繋がっています。 グループ全体で、世の中の環境変化に柔軟に対応 していくため、デジタルトランスフォーメーション （DX）の取り組みによる業務効率化と標準化を 加速しています。 柔軟な働き方への対応 ※1「Artificial Intelligence Optical Character Recognition/Reader」の略で、画像データから文字情報を抽出し、コンピュータが利用可能なテキストデータに 変換する技術にAIを組み合わせた技術 ※2「Robotic Process Automation」の略で、人間が繰り返し行う定型作業の業務プロセスを自動化する技術、またはソフトウェアのこと ※3改ざんできない環境で電子データを保管する技術・仕組み 情報検索の効率化のため、社内標準ツールとして 生成AIを活用しています。生成AIを活用することで 情報検索が大幅に効率化されるだけでなく、業務の 生産性と品質の向上にも繋がっています。また、地域を 支えるインフラ企業であり続けるために、AI・ビック データの活用の有効性を検証しています。例えば、気温 や天候などの気象データと過去の実績データを活用 した需要予測により、ガス供給の最適化が可能となり、 CO₂排出量削減にも繋がります。 A・I ビッグデータの活用
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