家庭で余っている食品を集めて、食品を必要としている福祉団体やこども食堂などに寄付をする活動の「フードドライブ」。富山県は全国平均と比べて手つかず食品が多い傾向です。この活動は、食品ロスの削減にもつながります。
2023年2月は日本海ガス本社にて実施し、65点の食品が集まり、集まった食品を「愛育園」さまへお渡ししました。
5月は日本海ガス絆ホールディングスグループ(以下、当社グループ)の営業所5ヵ所で実施し、88点の食品が集まり、集まった食品は「セーナー苑」さまへお渡ししました。
8月、11月にも実施を予定しており、継続的にフードドライブ活動を行っていきます。
当社グループは、食品ロス等の削減の取組みを行い、持続可能な社会の実現を目指していきます。
学校や職場、家の近くなどで毎日当たり前に見かけるポイ捨てごみ。
そのまま放置すると河川や水路を通じて海に流出し、マイクロプラスチックが海洋生態系にダメージを与えたり、資源消費にも影響を及ぼす可能性があります。
ポイ捨てごみ問題は、とても身近でありながら世界規模のテーマです。
2022年、日本海ガス絆ホールディングスグループ(以下、当社グループ)では、朝のあいさつ運動時に事業所周辺の清掃活動も行い、ごみ拾いSNS「ピリカ」を使って活動状況を発信しています。また、富山県が推進する海ごみ対策に賛同し、「とやま海ごみボランティア部」にも参加いたしました。
当社グループは、身近なエリアで日常的に簡単にできるごみ拾い活動を通じて、SDGsの目標達成に貢献していきます。
富山市SDGsウィーク開催(主催:富山市)
日本海ガス絆ホールディングスからもブース展示

2022年1月、「富山市SDGsウィーク(主催:富山市)」が開催され、日本海ガス絆ホールディングスからもブース展示を行いました。当社グループのこれまでの取り組みやカーボンニュートラル都市ガスなどの新たな取り組み、今後の展望をテーマに作成したパネルを展示しました。
当社グループでは引き続き、「環境保全」「エネルギーセキュリティの向上」「ステークホルダーとのかかわり」を通じて、SDGs の目標達成に貢献していきます。
2020年、新型コロナウィルス感染症への不安や恐れから、感染された方や医療従事者などの方々に対する偏見や人権侵害が社会問題となりました。
2021年になってからは、ワクチン接種を受けない選択をした方に対する差別が表面化し、ワクチンハラスメントという言葉まで生まれました。
誰もが新型コロナウィルスに感染するリスクがあるなか、たとえ感染しても地域のなかで笑顔の暮らしを取り戻せることの大切さを伝え、感染された方や、私たちの暮らしを守り支えてくれる方々が、それぞれの暮らしの場所で「ただいま」「おかえり」と受け入れられる雰囲気をつくり、暮らしやすい社会を目指す。
シトラスリボンプロジェクトは、そんな社会の実現に向けて、愛媛県の有志グループ「ちょびっと19+」が進めるプロジェクトです。
シトラスリボンの3つの輪は「地域」「家庭」「職場(または学校)」を表しています。
当社グループは、シトラスリボンを掲げることで2つのことを伝えます。
・「感染の被害にあった方、そのご家族に温かい言葉をかけます」
・「医療や介護、私たちの生活を支える全ての方に感謝します」
当社グループは、コロナ禍の「その後」も見据え、暮らしやすい社会を目指します。
環境デザイン特別講義
「エネルギー企業としての脱炭素社会の取り組み」
2021年10月、「エネルギー企業としての脱炭素社会の取り組み」をテーマに環境デザイン特別講義を行いました。当社グループがカーボンニュートラル時代に向けてどのように舵を切り、SDGsの実現とあわせてどう取り組むかを講義しました。
聴講生の皆さまからは、当社グループが行う地球温暖化対策、エネルギーの地産地消、未来需要を見据えた地域産業振興に関心を寄せた講評をいただきました。
日本海ガスと株式会社INPEX
カーボンニュートラルガスの売買に関する契約を締結
2021年5月、日本海ガスと株式会社INPEXは、カーボンニュートラルガス※の売買に関する契約を締結しました。同社よりカーボンニュートラルガスを購入し、日本海ガス本社ならびに関連施設で使用する天然ガスをカーボンニュートラルガスに変更します。
併せて、日本海ガスでは9月より業務用・工業用のお客さま向けのカーボンニュートラルガスの販売を行い、12月には株式会社北陸銀行とカーボンニュートラル都市ガスの需給に関する契約を締結しました。
カーボンニュートラルガスの導入により、日本海ガスが排出するCO₂を削減するとともに、今後、天然ガス供給エリア内において、お客さまにカーボンニュートラルガスを販売することで、脱炭素社会の実現および地域の持続的な成長に貢献していきます。
※天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの全工程で発生する温室効果ガスを、CO2の削減・吸収に資する環境保全プロジェクトに対して発行されたカーボンクレジットと相殺(カーボンオフセット)して、発生するCO2を実質的にゼロとみなすもの。
2021年4月、外部講師をお招きし、日本海ガスにて管理職以上、ならびにエコリーダーを対象にSDGs講習会を開催し、67名が参加しました。
受講した参加者からは、「会社をあげて将来を見据えたビジネスを展開しようとしているこのタイミングでSDGsについて学び、自社に置き換えて考えることができて良かった。」「SDGsはビジネスチャンスであり、市場の開拓や企業イメージの向上、新たな投資につながるということを発見した。」など感想がありました。
引き続きSDGsへの意識向上へ繋げていきます。
2021年4月、「地域企業の経営者から学ぶ」と題してWEBによる特別講義を行いました。
主に経営学を学ぶ学生、キャリアデザインを考えている学生約100名を対象に、日本海ガス絆HDグループの事業概況や歴史、今後10年の事業環境とNEXT Visionについて、企業が求める社会人としての4つのポイントを話し、受講した学生にエールを送りました。学生からは、仕事に取り組む姿勢、既存電力会社との競争、人材育成、経営者に求められる判断力、経営者になるメリットなど多様な質問もあり、大変有意義な講義となりました。
2020年7月、太陽光発電システム第三者モデル(PPAモデル)※事業を開始しました。
太陽光発電電力を自家消費することで購入電力量を削減し、お客さまのエネルギーコスト削減に寄与します。太陽光発電設備は停電時でも日照があれば発電することができるため、非常用コンセントから電気を使用することができ、BCP対策にも有効です。
日本海ガス絆ホールディングスグループは再生可能エネルギーの普及を通じ、「エネルギーの地産地消」「強靭なエネルギーインフラ構築」「持続可能な社会の構築」に積極的に取り組んでいきます。
※第三者所有モデル(PPAモデル):日本海ガスが発電設備を所有し、お客さまに発電した電力を供給する契約形態のことです。お客さまは再生可能エネルギー発電設備を初期費用0円で導入することが可能となります。
2020年3月、日本海ガスに燃料電池自動車トヨタ「MIRAI」が納車されました。
MIRAIは車載した水素と空気中の酸素を化学反応させて発電し、その電力でモーターを回して走行します。走行中は大気汚染の原因となる二酸化炭素を排出せず、水だけを排出することから「究極のエコカー」と言われています。
環境未来都市 富山市に本社を置く会社として、社用車 「MIRAI」を活用し、水素エネルギーへの理解促進のための活動にも取り組んでいきます。
2019年10月、テクノホールにて開催された「とやま環境フェア2019」に出展しました。日本海ガス絆HDブースではパネルにてSDGsへの取り組みをPRし、PE管を使用した万華鏡づくりのワークショップを行いました。ワークショップは子供たちに大人気で、ガスと環境活動について知っていただく良い機会となりました。。
ショールームPregoに太陽光発電と
リチウムイオン蓄電池を設置
2019年5月、環境省「地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業」に県内民間企業として初採択されました。ショールームPregoに太陽光発電とリチウムイオン蓄電池を設置し、災害時には避難場所として開放します。総合エネルギーグループとして、地域のレジリエンス(強靭性)向上と低炭素化を推進していきます。